連日の熱戦に、レース終了後も興奮して寝付けずに、かなり体力が落ちています。
途中リタイヤしないで完走したいと思います。
第6ステージ
4級山岳はあるが、平坦基調のステージ
ウイギンズ(コフィディス)が大逃げを打ったが、最後はスプリント合戦。
ボーネン(クイックステップ)が征した。
第7ステージ
フランス革命記念日に、大活躍したのはなぜかドイツ人。
プロに入って2年目、ツール・ド・フランス初出場のゲルデマン(T-モバイル)がブッチギッテ勝ってしまった。
ドイツ国旗を振る応援団の前で、急坂をアタックして後続を置いていった。
敢闘賞は、あのドイツの応援だかもしれない。
カンチェッラーラは22分遅れで、マイヨジョーヌを失った。
ゲルデマンの表彰式でマイヨジョーヌを着る照れくさそうな笑顔が、初々しくて良かった。
マイヨブラン(白ジャージ新人賞)も獲得。
第8ステージ
この日はTモバイルの戦略が、どうにも解せませんでした。
1級山岳3個の登りゴール。
ほとんど生で中継されたが、マイヨジョーヌが写らない。
集団先頭にはTモバイルがいる時もあるのだが、その直後にゲルデマンはいない。
逃げ集団にエースのロジャースを行かせ、せっかくのマイヨジョーヌは捨てたのか。
昨日の激走で疲れ果てていたのかもしれないが、これほどマイヨジョーヌの写らないステージは初めて。
結果論だが、ロジャースは下りで転倒してリタイヤ。
ゲルデマンは5分遅れの20位。
この日ぶっちぎって勝ったラスムッセン(ラボバンク)とは、総合は43秒差。
チームメートのサポートがあれば、この日もマイヨジョーヌを守る事が出来たと思う。
逃げ集団をずっと一人で引いて、そのまま後続を話していったラスムッセンの強さが印象的だった。
第9ステージ
休養日を挟んで、いきなり超級への登りで始まるステージ。
後半も超級が控えているが、そのまま27キロほど下ってのゴール。
今日は、勝てはしなかったがポポビッチ(ディスカバリー)と、勝ったソレル(バルロワールド)が光った。
ポポビッチは有力選手なので、それほど驚きもしないが、ソレルという選手もバルロワールドというチームも聞いた事すらない。
イギリスのチームで、ロンドンスタートなので粋な計らいで出場したのかもしれない。
このソレル、久々の登りに強いコロンビア人。
超級ガリビア峠でのアタックは凄かった。山岳得意な有力選手らを引き離す一方。
頂上では2分の差を付けた。
さすがに下りでタイム差を失ったが、38秒差を付けてのゴールは立派。
来年は有力チームからのエントリーになるのでしょうね。
それにしても、二十歳そこそこのスターがどんどん出てくる今回のツール・ド・フランス。
どの星が、頂点を目指すのかきっかけの年となりそう。
サルコジ首相とがっちり握手していたのが印象的だった。
サルコジ首相って、サイクルロードレースのメチャクチャファンだったってご存じでしたか?
赤い車(審判車)に乗ってご機嫌そうでしたね。
今日第10ステージは平坦。
しかし、マキュアンはいない。
37歳の優勝を期待したいのだが。