本来、こういった文化・伝統・福祉などは、景気の良いときはたいした支援をしなくても民間の活力で何とかなるものです。大事なのは、民間が景気が悪くなったときの行政による支援です。
ところが、景気の良いときは手一杯使ってしまって、景気が悪くなったらそういったモノからカットしていく。
北海道庁など、自己破産しなければならない直前の状態らしい。
何でも、職員の給料を1割カットすると、一人あたり約150万円だとかの報道も。
北海道の零細企業で働いている人達は、そのカットされる分の2倍くらいで働いている人がほとんどですよ。
ボーナスも多少カットらしいが、つぶれそうな企業でボーナスを出しますか?
出したとしたら、その経営者はその能力の低さから金融機関に見放されて、支援を受けられない処か、貸した金の回収にまわられ、一気につぶれてしまいます。
さすがにこの事態に、労働組合も文句を言うにとどまっているようだが、労働者側も一歩考えを進めて、再建に向け知恵を出し合うとか言うことは出来ないのだろうか。
現場に立っている職員でなければ判らない無駄とか、山のように転がっていると思う。
市営交通では、電車まるごと広告にして走ったりしているが、札幌市の道路パトロールだって、広告を付けて走っても良いだろう。
また、我々市民・道民もやってくれの要求だけでなく、自ら進んで知恵を出し行動していかなければいけないでしょう。
札幌交響楽団には良い音を出して感動できる演奏をしていただき、良い音楽が聴けるなら、出来るだけコンサート会場に出かけましょう。
そして、良くない演奏の時には拍手をしない勇気も必要だと思います。